なゆた(株式会社なゆた・兵庫県神戸市)は、「淡路島バーガー」を主力とするフランチャイズ本部です。創業者がおいしいハンバーガーを求めてアメリカを縦断した末に開発した淡路島バーガーは、淡路島の契約農家から仕入れる完熟玉ねぎと、ビーフ100%のパティにこだわったグルメバーガーで、兵庫県西宮市の1号店が行列店となったことから全国へ広がりました。現在は北海道から九州まで40店舗前後を展開し、グルメ口コミサイトの「バーガー百名店」に選ばれた実績もあります。このほか、こっぺぱん専門店「ふわこっぺ」などのブランドも手がけています。
売上・利益・年収モデル
なゆた(淡路島バーガー)の月収モデル例
グルメバーガー店の売上は、立地や客単価、テイクアウト・デリバリーの比率で決まります。淡路島バーガーは単価の高いグルメ市場を狙う業態で、テイクアウトを軸に小さな店舗でも売上を作りやすいとされています。下表は、募集媒体で公開されていた収支モデルをもとにした目安です。
| 月商モデル | 約210万円(7坪10席・住宅街の駅前・テイクアウトメインの例) |
|---|---|
| 粗利益 | 食材仕入は売上の約40%(残りが粗利の目安) |
| 営業利益 | 約30万円(店長を採用しオーナーは経営に専念する例/オーナーが店舗に立てば人件費分を圧縮可能) |
| 年換算の利益目安 | 月30万円ベースで年間およそ360万円(1人運営で月営業利益103万円という個別の実績例も) |
| 主な経費 | 食材の仕入れ、人件費、家賃、水道光熱費、包装資材(ロイヤリティは0円) |
淡路島バーガーは高単価のグルメバーガーをテイクアウト中心に販売する業態で、7坪ほどの小型店でも月商200万円規模の収支モデルが示されています。食材仕入は売上の約4割で、オーナー自身が店舗に立てば人件費を抑えられます。売上は立地と集客に左右され、成果には個人差があります。
加盟金・開業初期費用
なゆた(淡路島バーガー)の開業に必要な資金
なゆたのフランチャイズは、契約時に本部へ支払う費用の目安が185万円とされています。店舗の取得費や内外装、厨房機器は別途必要ですが、4坪からの小スペースや居抜き物件を活用することで、開業資金の総額を抑えやすいのが特徴です。
| 加盟金 | 88万〜110万円(媒体・時期で表記差あり/要公式確認) |
|---|---|
| 研修費 | 22万〜33万円(同上) |
| 開業サポート費用 | 22万円 |
| 保証金 | 20万円(契約時費用の合計目安は185万円) |
| 店舗取得費・内外装・厨房機器 | 別途(居抜き等の条件により開業総額は約300万〜600万円前後の例/総額750万円の開業例も) |
なゆたの契約時費用は加盟金・研修費・開業サポート費・保証金で185万円ほどが目安です。店舗関連費は別途かかりますが、4坪からの小型店や居抜き物件を活用すれば、開業総額は300万〜600万円前後に収まる例もあります。最低自己資金の目安は150万円ほどで、融資に必要な資料作成のサポートもあります。
ロイヤリティ・ランニングコスト等
なゆた(淡路島バーガー)の月額コスト
なゆたのフランチャイズは、ロイヤリティが0円です。ただし、パティやバンズなどの食材は本部から急速冷凍で仕入れる仕組みのため、毎月の食材仕入れが実質的な本部への支払いになります。ロイヤリティ0円だけでなく、月々のコスト全体で収支を考えることが大切です。
| ロイヤリティ | 0円 |
|---|---|
| 食材仕入れ | 本部からの仕入れ(パティ・バンズ等を急速冷凍で供給/売上の約40%が目安) |
| システム利用料・広告分担金 | 公表情報では確認できず(要問い合わせ) |
| 家賃・水道光熱費 | 店舗の規模・立地による |
| その他 | 包装資材、デリバリー利用時の手数料など(運営実費) |
なゆたはロイヤリティが0円で、売上が伸びた分を手元に残しやすい仕組みです。ただし、食材は本部からの仕入れ(売上の約4割が目安)が前提のため、実質的な月々の支払いはあります。大手グルメサイトへの広告掲載に頼らない方針で、広告費を抑えて原価に回す考え方も特徴です。
なゆたフランチャイズ加盟オーナーの評判・口コミ
FCオーナーAさんの場合
加盟の経緯やきっかけ
FCオーナーAさんは、44歳で脱サラして大手弁当チェーンのFCオーナーを15年続けましたが、何十種類もの仕込みが体力的に限界となり、新規事業を探し始めました。リペアやラーメン店など複数の説明会を回った末、他にない美味しさと、加盟前から親身に相談へ乗ってくれた社長への信頼で、淡路島バーガーを選びました。
加盟した結果どうなった?
初めて食べたときに、いわゆるファストフードとは別物だと感じ、有名チェーンにも勝てると考えて開業しました。弁当店に比べて仕込みの負担が軽いオペレーションで、経験を生かしながら新しい店づくりに取り組んでいるといいます。
FCオーナーBさんの場合
加盟の経緯やきっかけ
FCオーナーBさんは、加盟の半年ほど前から物件探しを進め、本部の社長が見つけてくれた駅直結の物件を気に入り、2019年10月に加盟契約を結びました。開業前には夫婦で研修を受け、10日ほどの研修で美味しいハンバーガーを作れるようになったといいます。
加盟した結果どうなった?
パンを焼いてトッピングするだけのシンプルなオペレーションのため、多くのレシピや高度な調理技術は必要なく、未経験でも問題なくオープンできました。開業直前には折り込みチラシで告知し、駅前立地で営業を続けています。
※公式サイトやその他の情報を編集部がまとめた内容を含みます。
加盟オーナーの声からは、社長が物件探しや相談に直接関わる本部との距離の近さと、約10日の研修で身につくシンプルなオペレーションを評価する様子がうかがえます。1人で月営業利益103万円という実績例もありますが、これらは個別の事例で、立地や運営により成果は異なります。
研修・サポート体制
なゆたフランチャイズの研修・サポート体制
なゆたでは、飲食未経験でも開業できるよう、既存店と自分の新店を合わせて9〜10日ほどの研修を用意しています。既存店で調理と店舗運営の基礎を学び、新店での研修を経て、オープンから3日間は本部スタッフが実践的にサポートします。開業前には、電話説明会と試食ミーティングから始まり、物件選定(図面作成や見積もり時の同伴)、融資申込に必要な資料作成の支援、厨房機器のリース会社紹介まで、開業までの流れを本部と二人三脚で進められます。開業後も、食材の発注や決済システム、廃油・ゴミ処理業者の選定、UberEatsや出前館などデリバリーの運用支援があります。
飲食・デリバリー事業の将来性やリスク
市場規模・市場の成長性
ハンバーガーは国内でも大きな外食市場ですが、その大半を大手チェーンが占めています。その中で淡路島バーガーが狙うのは、大手と価格帯の異なる高単価のグルメバーガー市場です。グルメバーガーは専門店の数がまだ限られ、ご当地グルメとしての話題性やSNS映えも追い風に、テイクアウトやデリバリーとの相性も良い分野です。一方で、飲食は出店・撤退の入れ替わりが激しく、原材料価格の上昇も続いています。話題性だけに頼らず、リピーターを獲得できる品質と立地の見極めが欠かせません。
AIに代替されるリスクは?
ハンバーガー店の調理や接客、店舗運営は人が担う仕事が中心で、AIだけで完結するものではありません。注文受付やデリバリーの管理などではデジタル化が進みますが、パティを焼き上げる調理や品質管理、お客様対応は人に依存します。むしろ現実的なリスクは、AIによる代替よりも、牛肉や玉ねぎなど原材料価格の変動、人材の確保、立地に見合った集客、そして店舗ごとの品質のばらつきです。ブランドの評判は各店舗の品質に支えられるため、味とオペレーションの維持が経営を左右します。
大手が大半を占めるハンバーガー市場の中で、高単価のグルメバーガーは競合が比較的少なく、テイクアウトやデリバリーとも相性の良い分野です。調理や接客は人が担うためAIに代替されにくい一方、原材料の高騰や集客、店舗ごとの品質維持が課題です。リピーターの獲得が安定経営を左右します。
なゆたの一般ユーザー(お客様)の評判・口コミ
淡路島バーガーは全国に店舗があり、利用した人からさまざまな声が寄せられています。好意的な声では、完熟玉ねぎの甘さやボリューム、ファストフードとは違う本格感を評価する内容が目立ちます。一方で、価格や店舗ごとの違いに関する声もあります。
好意的な口コミ
淡路島産玉ねぎの甘みが際立ち、大手チェーンとは別物の本格的な味だと評価する声が多く見られます。
ボリュームがあり見た目のインパクトも大きく、SNS映えして満足度が高いという声があります。
改善希望などの口コミ
一般的なハンバーガーより価格が高めで、気軽には利用しにくいと感じる人もいるようです。
店舗によって作り方やソースの量、味わいに違いがあり、好みが分かれるという声も見られます。
※一般のお客様の口コミ等を編集部がまとめた内容になります。
Q & A
Q. 未経験でも加盟できる?
A. 約10日の研修があり未経験でも可能です。
Q. ロイヤリティは?
A. 0円ですが食材は本部から仕入れます。
Q. 小さな店舗でも開業できる?
A. 4坪からの小スペースで開業できます。
Q. 1人で運営できる?
A. 小型店なら1人や夫婦での運営も可能です。
Q. 開業資金の目安は?
A. 居抜き活用で総額300万〜600万円前後の例です。