2026.07.06

かさねやのフランチャイズの評判は?年収や加盟金・初期費用

かさねや

かさねやは、株式会社SBIC(拠点:東京都港区・名古屋市)が展開する、宅配とんかつ専門店のフランチャイズです。代表の鬼頭宏昌氏が25歳で赤字店を引き継ぎ、6年間で20店舗・年商20億円の外食チェーンに育てた経験をもとに、平成18年(2006年)に設立されました。看板商品は、薄切りの豚ロースにイベリコ豚の脂を重ねて仕上げる「重ねかつ」で、スタートから3年で売上36億円を達成し、現在は全国170店舗体制を築いています。店舗を構えずデリバリーに特化した「ゴーストレストラン」型の業態で、かさねや以外にも30近い自社・ライセンス先ブランド(韓国料理、お好み焼き、カレー、つけ麺など)を同時に取り扱えるのが特徴です。

売上・利益・年収モデル

かさねやの月収モデル例

宅配専門店の売上は、注文数や客単価、配達エリアの人口密度、そして原価や広告宣伝費のコントロールで決まります。かさねやは店舗の立地に売上が左右されにくいのが特徴で、公式サイトでは15坪・関東エリアを想定した収益モデルが公開されています。

月商モデル 600万円(15坪・関東エリアを想定した公式モデル)
粗利益 原価195万円を差し引いた粗利は約405万円
営業利益 人件費・広告宣伝費・水道光熱費・賃貸費・ロイヤリティ・諸経費を差し引いた月間店舗利益は約70万円
年換算の利益目安 月70万円ベースで年間およそ840万円(地域・体制で変動)
主な経費 原価(食材)、人件費、広告宣伝費、水道光熱費、賃貸費、ロイヤリティ(売上の5%)
月間店舗利益は約70万円のモデルも|好調店は月収100万円超の実績

かさねやの公式モデルでは、月商600万円に対し月間店舗利益約70万円という試算が示されています。2024年7月時点では40名以上のオーナーが月収100万円以上、最高月収330万円という実績も公表されていますが、これらは一例で、成果は立地や運営により異なります。

加盟金・開業初期費用

かさねやの開業に必要な資金

かさねやは、加盟金・開業資金がいずれも0円で始められる点が最大の特徴です。店舗の新設や既存店の引き継ぎ、厨房設備、配達用バイクまで本部が用意します。

加盟金 0円
研修費用 0円(3ヶ月間の研修中も月30万円を支給・関東エリア1名の場合)
店舗・厨房設備・配達用バイク 本部が用意して貸与(自己負担なし)
Web販促サイト利用費 利用する場合は別途費用が必要(要問い合わせ)
加盟金・開業資金ともに0円|研修中も報酬を受け取れる

かさねやは加盟金・開業資金が不要で、店舗や設備一式を本部が用意してくれます。3ヶ月の研修期間中も報酬(関東エリア・1名の場合で月30万円)を受け取りながら準備を進められるため、無収入期間を作らずに独立を目指せます。条件は地域や体制によって異なるため、詳細は説明会で確認しましょう。

ロイヤリティ・ランニングコスト等

かさねやの月額コスト

かさねやのロイヤリティは売上の5%です。自社の運営Webサイトを経由した販売を利用する場合は、その売上に対して7%が適用されます。

ロイヤリティ 売上の5%(自社Web販促サイト経由の売上は7%)
原価(食材費) 公式モデルでは月商600万円に対し195万円
人件費 公式モデルでは月150万円
広告宣伝費 公式モデルでは月90万円
水道光熱費・賃貸費 公式モデルでは合計月45万円ほど
ロイヤリティは売上の5%|Web販促サイト利用時は7%

かさねやのロイヤリティは売上の5%で、自社のWeb販促サイトを経由した売上には7%が適用されます。原価や人件費、広告宣伝費もかかるため、ロイヤリティ単体でなく月々のコスト全体で収支を確認することが大切です。

かさねやフランチャイズ加盟オーナーの評判・口コミ

加盟の経緯やきっかけ

加盟の経緯やきっかけ

FCオーナーAさんは、高校時代からアルバイトをしていた焼肉店に正社員として約10年勤務し、店長まで務めた後に転職しました。将来は自分の店を持ちたいという思いから、独立を積極的にバックアップしてくれる環境を探し、かさねやを知ったといいます。

加盟した結果どうなった?

本部が運営していた店舗を引き継ぐ形でスタートし、前職で培った運営ノウハウを生かして引き継ぎ前より売上を10%以上伸ばしました。その後も複数店舗をオープンし、人材確保の壁を乗り越えながら店舗数を増やしているそうです。

FCオーナーBさんの場合

加盟の経緯やきっかけ

FCオーナーBさんは、職場見学の段階で商品の売れ行きや事業の将来性を実感したといいます。店舗や厨房設備を一から揃える必要がなく、メニューや仕入れも本部が決めているため、余計な心配をせずに挑戦できると感じたことが加盟の決め手になりました。

加盟した結果どうなった?

資金面や失敗への不安を本部が引き受けてくれる仕組みのおかげで、迷いなく一歩を踏み出せたといいます。やる気さえあればチャレンジする価値があると感じているそうです。

※公式サイトやその他の情報を編集部がまとめた内容を含みます。

本部が全面的にサポートする体制を評価|複数店舗展開の例も

加盟オーナーの声からは、店舗・設備をゼロから揃える必要がない手軽さと、独立への不安を本部が引き受けてくれる安心感への評価がうかがえます。引き継ぎ開業からスタートして複数店舗に拡大した例もありますが、これらは個別の事例で、成果は立地や運営により異なります。

研修・サポート体制

かさねやフランチャイズの研修・サポート体制

かさねやは、業務委託・フリーランス契約で、契約期間は5年間(以降、業績等により再契約可能)です。開業前には、既存店舗で3ヶ月ほどの研修があり(研修中も報酬が支給されます)、調理や電話応対、配達方法といった実務から、計数管理やスタッフの採用・育成、販売促進まで、店舗運営に必要なノウハウを一通り学べます。開業する店舗は、希望に応じて本部が新設するか、安定した売上を持つ既存店を引き継ぐ形を選べます。開業後は、実際の店舗でのOJTトレーニングやオープン告知の支援に加え、スーパーバイザーが毎月訪問し、数値分析をもとにした具体的なアドバイスを受けられます。経営が難しくなった場合は、本部が店舗を無償で引き受ける仕組みもあり、撤退時のリスクにも配慮されています。

飲食・デリバリー事業の将来性やリスク

市場規模・市場の成長性

少子高齢化やスマートフォンの普及を背景に、フードデリバリー市場は拡大を続けており、2023年のデリバリー市場規模は8,603億円、前年同期比11%増加という調査結果もあります(エヌピーディー・ジャパン社調べ)。とんかつは日本人に根強い人気を持つメニューで、宅配・テイクアウトとの相性もよく、店舗を持たないデリバリー専門店という業態も広がりを見せています。一方で、Uber Eatsや出前館の普及により、実店舗を持たないゴーストレストランへの参入障壁が下がったことで、競合するデリバリー専門店も増加しています。プラットフォームの手数料負担や、豚肉・食用油など原材料価格の変動も収益に影響します。

AIに代替されるリスクは?

とんかつの調理や梱包、配達といった作業は人が担う部分が中心で、AIだけで完結するものではありません。注文受付やエリアごとの需要予測など、デリバリープラットフォーム側のシステムはAI活用が進んでいますが、揚げ加減の見極めや盛り付け、配達そのものは人に依存します。現実的なリスクは、AIによる代替よりも、原材料価格の高騰、配達員や調理スタッフの確保、そしてデリバリープラットフォームの手数料負担や競合の増加です。ゴーストレストランは参入障壁が低い分、味と品質を安定させる店舗ごとの運営力が問われます。

デリバリー市場は拡大基調・AIリスクは小さい|競合増加と原価変動に注意

フードデリバリー市場は拡大を続けており、宅配とんかつという業態も追い風を受けやすい状況です。調理や配達はAIに代替されにくい一方、参入障壁の低さゆえの競合増加、原材料価格の変動、プラットフォーム手数料の負担が課題になります。

かさねやの一般ユーザー(お客様)の評判・口コミ

かさねやは全国に店舗があり、利用した人からさまざまな声が寄せられています。好意的な声では、宅配でも衣のサクサク感が保たれている点や、柔らかいとんかつの食感を評価する内容が目立ちます。一方で、店舗や配達状況による品質の差に関する声もあります。

好意的な口コミ

薄切り肉を重ねた「重ねかつ」は柔らかくジューシーで、宅配でも十分満足できる仕上がりだという声が多く見られます。

弁当の見た目やボリュームも良く、自宅にいながら専門店の味を楽しめると評価する声があります。

改善希望などの口コミ

フランチャイズ店舗ごとに調理の質にばらつきがあり、店舗によって満足度が変わると感じる利用者もいるようです。

配達に時間がかかった際に衣がしんなりしてしまったと感じる声も見られます。

※一般のお客様の口コミ等を編集部がまとめた内容になります。

Q & A

Q. 加盟金はいくらかかる?

A. 加盟金・開業資金ともに0円です。

Q. 未経験でも開業できる?

A. 未経験可能で経験者はより歓迎されます。

Q. ロイヤリティは?

A. 売上の5%(Web経由は7%)です。

Q. 研修中の収入は?

A. 3ヶ月間、報酬を受け取りながら学べます

Q. 開業できるエリアは?

A. 募集エリア内でエリア制により決まります。

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