スパゲッティーのパンチョは、株式会社B級グルメ研究所(東京都武蔵野市)が展開するナポリタン専門店のフランチャイズです。本部は、飲食を中心に約30ブランド・120店舗超を展開するファイブグループの一員で、「改めてナポリタンはうまいと言わせたい」をコンセプトに、2009年に渋谷で創業しました。茹でた後に半日寝かせる2.2mmの極太もちもち麺と、毎日店内で手作りするトマトソースが看板で、並盛からメガ盛(600g)まで同価格という大盛り文化でも知られます。2026年には全国50店舗に到達し、100店舗構想を掲げて拡大中です。フランチャイズは「ナポリタンのれん会」の名称で2017年から募集しており、法人を対象としています。
売上・利益・年収モデル
スパゲッティーのパンチョの月収モデル例
ナポリタン専門店の売上は、立地や席数、回転率、客単価で決まります。パンチョはランチ需要で「ラーメン」「カレー」と並ぶ選択肢に入ることを狙う業態で、リピーターの多さが特徴です。単品業態ゆえ使用食材が少なく、原価と人件費を抑えやすいとされています。下表は、募集媒体で公開されていた収益例をもとにした目安です。
| 月商モデル | 約850万円(郊外ロードサイド店の例/坪単価売上45万円を目指すモデル) |
|---|---|
| 粗利益 | 原価は売上の約31%(残りが粗利の目安) |
| 営業利益 | 約153万円(利益率約20%/人件費28%・その他経費を差し引いた例) |
| 年換算の利益 | 目安月153万円ベースで年間およそ1,800万円(投資回収の目安は2年程度とされる) |
| 主な経費 | 食材原価、人件費、家賃、ロイヤリティ(売上3%)、販売促進費(売上1%)、光熱費 |
パンチョはナポリタンとミートソースに絞った単品業態で、使用食材が少なくオペレーションもシンプルなため、原価約31%・営業利益率20%ほどの収益モデルが示されています。売上は立地と回転率に左右され、成果は店舗ごとに異なります。既存店をパンチョへ改装し月商を伸ばした事例もあります。
加盟金・開業初期費用
スパゲッティーのパンチョの開業に必要な資金
パンチョのフランチャイズは法人を対象としており、加盟時に本部へ支払う費用は下表のとおりです。このほか、物件取得費や内装工事費、厨房設備などが別途かかります。既存の飲食店舗の厨房を生かして、改装費を抑えた出店事例もあります。
| 加盟金 | 330万円(税込) |
|---|---|
| 研修費 | 110万円(税込) |
| 保証金 | 100万円 |
| 設計監修料 | 165万円(税込) |
| システム初期導入費 | 5.5万円(税込)※物件取得費・内装・厨房設備は別途 |
パンチョの加盟時に本部へ支払う費用は、加盟金や研修費などで合計710万円ほど(税込)です。物件や内装、厨房設備は別途かかりますが、既存店舗の厨房を生かした提案を本部が行うため、居抜きやリニューアルなら投資を抑えられる場合があります。改装から10か月で投資回収した事例もあります(個別事例)。
ロイヤリティ・ランニングコスト等
スパゲッティーのパンチョの月額コスト
パンチョのロイヤリティは売上に連動する方式で、比較的低率に設定されています。これにシステム利用料と販売促進費が加わります。
| ロイヤリティ | 売上の3% |
|---|---|
| 販売促進費 | 売上の1% |
| システム利用料 | 月額8,250円(税込) |
| 食材仕入れ | 原価は売上の約31%が目安(単品業態で食材数が少ない) |
| その他 | 家賃、光熱費、人件費など(運営実費) |
パンチョの月額コストは、売上の3%のロイヤリティと1%の販売促進費、月8,250円(税込)のシステム利用料です。飲食FCとしては低率の部類で、単品業態による原価・人件費の抑制と合わせて、利益を残しやすい設計とされています。家賃や光熱費を含めた全体で収支を確認しましょう。
スパゲッティーのパンチョフランチャイズ加盟オーナーの評判・口コミ
FCオーナーAさんの場合
加盟の経緯やきっかけ
FCオーナーAさん(法人)は、大阪での新規出店にあたりパンチョに加盟しました。自社の関西スタッフを、パンチョの中でも売上トップクラスの店舗での研修に参加させ、味や仕込み、営業スタイル、接客のオペレーションを習得したうえで開業に臨みました。
加盟した結果どうなった?
研修でオペレーションスキルがしっかり身についたことに加え、既存の厨房を生かした機材の提案を本部から受けられたため、コスト面でも助かったといいます。開店時には食品メーカーの公式キャラクターとのコラボ企画も行い、地域のお客様から好評を得ました。
FCオーナーBさんの場合
加盟の経緯やきっかけ
FCオーナーBさんは、「改めてナポリタンはうまいと言わせたい」というコンセプトに共感して加盟しました。年齢層の高いお客様からの支持も厚く、多くの常連客を獲得できるブランドだと感じたことが背景にあります。
加盟した結果どうなった?
コロナ禍ではテイクアウトやデリバリーが重要になりましたが、UberEatsなどの導入を本部が支援してくれたことで、信頼感が増したといいます。他ブランドとのコラボによるスタンプラリー企画などもあり、新規のお客様の獲得につながっているそうです。
※公式サイトやその他の情報を編集部がまとめた内容を含みます。
加盟オーナーの声からは、売上トップ店舗での実践的な研修や、既存厨房を生かすコスト提案、デリバリー導入やコラボ企画といった販促支援への評価がうかがえます。飲食経験を問わない法人向けのFCとして、新規事業や多角化での参入例が見られますが、これらは個別の事例です。
研修・サポート体制
スパゲッティーのパンチョフランチャイズの研修・サポート体制
パンチョでは、飲食未経験の法人でも運営できるよう、開業前の研修プログラムを用意しています。研修は直営の人気店舗で行われ、調理や仕込み、営業スタイル、接客までを実践的に習得できます。本部には大手チェーンで300店舗規模の運営を経験したスタッフが在籍し、加盟から開店後まで一貫してサポートします。物件探しやスタッフのトレーニングにも本部が関与し、既存厨房を生かした機材提案などコスト面の支援もあります。開業後は、定期的なフォローアップに加え、SNSを使ったプロモーションや季節限定メニューの投入、デリバリーサービスの導入支援、アルバイトの定着・接客向上の支援などが受けられます。
飲食・デリバリー事業の将来性やリスク
市場規模・市場の成長性
ナポリタンは、日本で生まれた独自のスパゲッティー文化で、幅広い世代に親しまれています。パスタ専門店が多いなか、ナポリタンに特化した専門店はまだ少なく、パンチョは一般的なパスタ専門店の7割ほどの価格帯で、ランチ需要では「ラーメン」「カレー」と並ぶ選択肢に入ることを狙っています。カジュアルで手軽な外食の需要は底堅く、メディアやSNSでの話題性も追い風です。一方で、外食は原材料や人件費の上昇が続いており、話題性だけに頼らず、リピーターを獲得し続けられる味と立地の見極めが欠かせません。
AIに代替されるリスクは?
ナポリタン専門店の調理や接客は、現場で人が担う仕事が中心で、AIだけで完結するものではありません。券売機やモバイルオーダー、デリバリーなどのデジタル化は進みますが、強火で炒める調理や熱々での提供、店の活気づくりは人に依存します。現実的なリスクは、AIによる代替よりも、食材や光熱費の上昇、人材の採用・定着、立地に見合った集客、そして店舗ごとの品質のばらつきです。単品業態ゆえにオペレーションは標準化しやすい一方、味の一貫性がブランドの生命線となります。
ナポリタン専門店はパスタ業態の中でも競合が少なく、手頃な価格帯でランチ需要を取り込みやすい分野です。単品業態で標準化しやすくAIに代替されにくい一方、原材料・人件費の上昇や立地選び、店舗ごとの味の一貫性が課題です。リピーターを積み上げられるかが経営を左右します。
スパゲッティーのパンチョの一般ユーザー(お客様)の評判・口コミ
パンチョは全国に店舗があり、利用した人からさまざまな声が寄せられています。好意的な声では、極太麺と濃厚ソースの中毒性や、大盛りまで同価格のボリュームを評価する内容が目立ちます。一方で、味の濃さや混雑に関する声もあります。
好意的な口コミ
もちもちの極太麺と毎日手作りの濃厚ソースがクセになり、また食べたくなるという声が多く見られます。
並盛からメガ盛(600g)まで同価格で、お腹いっぱい食べられてコスパが良いと評価する声があります。
改善希望などの口コミ
味付けが濃く油も多めなので、あっさり好きには重く感じるという人もいるようです。
人気店のため昼時は行列や混雑があり、ゆっくり食べにくいという声も見られます。
※一般のお客様の口コミ等を編集部がまとめた内容になります。
Q & A
Q. 個人でも加盟できる?
A. 法人を対象とした募集とされています。
Q. 飲食未経験でも大丈夫?
A. 直営店での実践研修があり参入可能です。
Q. ロイヤリティは?
A. 売上の3%と販促費1%等がかかります。
Q. 加盟時の費用は?
A. 加盟金など合計約710万円(税込)です。
Q. 居抜き物件でも開業できる?
A. 既存厨房を生かした改装事例があります。