PureCloudとは
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ポイント
1PureCloudは、ユニファイド・コミュニケーションとコラボレーション、さらには顧客エンゲージメントに必要な多彩な機能を備えたクラウド型サービスです。すべての機能が同じ基盤上で提供されているため、コンタクトセンター部門だけでなく、バックオフィスを含む組織全体で円滑な連携を図ることができます。具体的には、インスタントメッセージやファイル共有、モバイルアプリなどのコラボレーション機能を無償で利用できる「PureCloud Collaborate」、クラウドIP PBXや電話会議などのテレフォニー機能を提供する「PureCloud Communicate」、コンタクトセンター運用に不可欠なACD(着信呼自動分配)といった機能が統合されています。
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ポイント
2PureCloudは、多機能でありながら、柔軟でリーズナブルに利用できる点が大きな魅力です。クラウドサービスならではの特長として、機能の更新や拡張が頻繁に行われており、導入後も常に最新の状態で使い続けることができます。具体的には、週単位で新しい機能がリリースされており、オンプレミス型のシステムのように長期間同じ機能にとどまることなく、常に進化し続けています。さらに、追加機能の導入や設定もユーザー自身で行えるため、外部ベンダーに依頼する必要がなく、外注にかかるコストや対応までの時間も抑えることができます。このように、PureCloudはコスト面でも運用面でも高い柔軟性を持ち、継続的な改善を実現できるクラウド型のコミュニケーションプラットフォームです。
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ポイント
3PureCloudは、コールセンターソリューションが非常に充実している点も特徴です。PureCloudは単なる連携機能に強いだけでなく、コールセンター運営に必要な多様な機能も備えています。従来のコールセンターでは電話での対応が中心でしたが、現在ではメール、チャット、LINE、SMSなど、顧客が利用するチャネルは多様化しています。PureCloudでは、こうした複数チャネルを一元的に管理できるため、どの手段で問い合わせがあっても、過去のやり取りをすぐに参照し、スムーズかつ一貫性のある対応が可能です。このように、複数チャネルを統合的に管理できる点は、顧客満足度の向上や、オペレーターの対応効率にも大きく貢献します。PureCloudは、現代の多様化したコミュニケーション環境に対応できる、柔軟で実用性の高いコールセンターソリューションです。
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ポイント
4PureCloudの最大の特徴とされているのが、システム間の高い連携機能です。電話、メール、チャットといった顧客対応のためのツール同士を連携させるだけでなく、すでに企業内で導入されているさまざまなビジネスツールや顧客管理システムともスムーズに統合できます。多くの企業では部署ごとに異なるシステムを活用して顧客情報を管理していますが、PureCloudはそれらのシステムと同期できるため、各部署が持つデータを共有・活用しながら、より統一感のある顧客対応を実現します。このようなシームレスな連携により、情報の断絶を防ぎ、組織全体で質の高い顧客対応が可能になります。
PureCloudの評判・口コミは?
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以下の口コミは、複数サイトの当該製品についてのレビューや口コミを要約したものになります。 評価点数についてはそれらを参考にしている場合があります。
PureCloudの良い評判・好意的なレビュー
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基本的なIVRシステムの構築だけでなく、発信元の地域情報を画面に表示する機能も含め、多様なカスタマイズが可能です。
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ユーザーインターフェースが分かりやすく、操作も直感的に行えます。コールフローを作成する際には、必要な部品にワンクリックで簡単に移動できるため、操作性が向上しています。
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クラウドベースのシステムであるため、定期的なバージョンアップが行われ、常に最新のサービスを利用することができます。これが大きな魅力となっています。
PureCloudへの改善希望などのレビュー
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外資系企業の製品であるため、サポートサイトが機械的に英語から日本語に翻訳されたもので、内容が分かりにくいという問題があります。
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アウトバウンドの自動架電設定では、PureCloud内のアプリ間でAPI接続やJSONによるフロー設定が必要となり、インバウンドコールフローに比べて設定が複雑です。より直感的なGUIでの設定が可能になれば、使い勝手が大幅に改善されると思います。
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初期設定がやや複雑で、時間を要することが課題です。アカウント登録担当者に依頼しても、作業完了後に情報が反映されるまで数時間かかり、場合によっては熟練の担当者でも設定が正しくできないことがあります。
PureCloudを導入した結果、どうなった?
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お客様の案件を細かく分類して適切なオペレーターに割り当てることが可能になりました。以前のオンプレミスPBX環境と比較して、クレームの電話が大幅に減少しています。
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現場からの緊急な窓口開設要望にも迅速に対応できます。さらに、アウトバウンドの自動架電機能を利用することで、外注費用を500万円削減することができました。
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リモート環境下でコールセンター業務が可能であり、代表番号を表示することで、コールセンター業務が主ではないスタッフもすぐに顧客対応を行えます。さらに、録音のオン/オフを設定操作で切り替えられることで、兼務スタッフが活用しやすくなり、人材の有効活用と人件費の削減につながっています。
PureCloudの料金や導入費用は?
- 導入費用や初期費用
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用や固定の料金
- 月額費用
PureCloud Collaborate:無料
PureCloud Communicate:2399円〜
PureCloud Engage:8399円〜 - その他に発生する費用
- 無料トライアル:要問い合わせ
PureCloudの導入事例は?
どんな会社?
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調査中
導入成果やどんな課題解決になったか?
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調査中