10.31.2024

UiPath(ユーアイパス)の評判と料金は?なぜ、選ばれるのか

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UiPathとは

  • ポイント

    UiPathは、業務プロセスの自動化を促進するための包括的なRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)プラットフォームです。特に使いやすさと柔軟性が評価され、多くの企業に導入されています。データ入力や処理、レポート作成などのルーチン作業を自動化し、従業員が戦略的業務に集中できる環境を提供します。ノーコードおよびローコードの開発環境により、技術的な知識がなくてもプロジェクトを立ち上げやすくなっています。Proプランは月420ドルから利用可能です。

  • ポイント

    UiPathには、エンタープライズ向けの豊富な機能があり、デスクトップアプリケーションやWebアプリケーションとの自動インタラクションを可能にします。画面上の要素を認識してクリックやデータ入力を行う「レコーディング機能」や、AIを用いたデータ処理を行う「AIセンター」が含まれています。また、オーケストレーション機能により、複数のロボットを同時に管理でき、業務全体の効率化と生産性向上を実現します。

  • ポイント

    UiPathはさまざまな業界に特化したテンプレートを提供し、迅速な導入をサポートします。ユーザーはこれらのテンプレートをカスタマイズすることで、自社の業務フローに最適化した自動化が可能です。また、コミュニティやフォーラムを利用して情報共有やサポートも受けられます。

  • ポイント

    セキュリティ面でも、UiPathは高い配慮を行っています。データ暗号化や多要素認証などの高度なセキュリティ機能があり、機密情報を扱う業務でも安心して利用できます。業界標準のコンプライアンスにも準拠しているため、金融や医療などの厳しい規制が求められる業種でも導入が進んでいます。このような信頼性の高いセキュリティ対策が、UiPathの魅力となっています。

UiPathの評判・口コミは?

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以下の口コミは、複数サイトの当該製品についてのレビューや口コミを要約したものになります。 評価点数についてはそれらを参考にしている場合があります。

UiPathの良い評判・好意的なレビュー

  • ドラッグアンドドロップでロボットを簡単に組み立てることができるため、直感的な操作が可能です。

  • 専門的な知識がなくても、レコーディング機能を活用することで、作業を簡単に記録できます。

  • エクセルからウェブ画面への単純な入力作業がロボットによって自動化されることで、ミスを減らし、作業時間を大幅に短縮できるようになりました。これにより、短縮した時間を他の業務に有効活用することができます。

UiPathへの改善希望などのレビュー

  • じっくりと使用することで徐々に操作には慣れてきますが、初めてのユーザーにとっては専門用語などが多く、難しく感じる部分が多々あります。

  • UIPathに関する参考書は増えてきているものの、それだけでは習得が難しいため、今後はUiPathを学ぶための教材や機会がもっと増えることを期待しています。

  • 具体的な業務に沿ったテーマ別の教材を用意していただけると、より効果的に学ぶことができると思います。

UiPathを導入した結果、どうなった?

  • 人為的なミス、例えば入力ミスを防ぐことができるため、エラーの発生を抑制することに繋がりました。

  • 以前は、使用しているExcelの台帳から必要なデータを手動で抜き取り、別の台帳に記載していましたが、UiPathを利用することでこの作業を自動化でき、業務の効率化が図られました。

  • 1000件以上の伝票データをCSV形式で一度にシステムに取り込むことができず、WEB画面に請求金額などを1件ずつ手入力していた作業も、ロボットに任せることで大幅に時間を短縮できました。

UiPathの料金や導入費用は?

導入費用や初期費用
要問い合わせ
月額費用や固定の料金
Free:無料
Pro:$420/月
Enterprise:要問い合わせ
その他に発生する費用
60日間の無料トライアル

UiPathの導入事例は?

株式会社NTTドコモ

どんな会社?

  • 業種:通信
  • 従業員数:8,919名(当社グループ51,061名)(2024年3月31日現在)

導入成果やどんな課題解決になったか?

  • CI/CDおよび自動テストを導入することで、手動で行っていたテストやリリース作業を自動化しました。
  • 従来のウォーターフォール型から、8ヶ月ごとのリリースをアジャイル型に転換しました。
  • 既存のテストのうち、1/3に相当する80のテストケースは自動化され、人手を必要としなくなりました。
ジヤトコ株式会社

どんな会社?

  • 業種:製造
  • 従業員数(連結):12,500名(2024年3月31日現在)

導入成果やどんな課題解決になったか?

  • 自動化によって生まれた効果は、4年間で累計20万時間に達し、さらに拡大を続けています。
  • 導入したワークフローは累計で750件に達し、1日あたり450のジョブが稼働しています。
  • 教育を通じて、総開発者数は992人に増加し、テクニカルリーダーも約40人となっています。
田辺三菱製薬株式会社

どんな会社?

  • 業種:ヘルスケア
  • 従業員数:5,577人(連結) 3,044人(単独)(2024年3月31日現在)

導入成果やどんな課題解決になったか?

  • 「自走型」のRPA開発体制を全社に展開し、現場の業務のRPA化を実現しました。
  • 3年半にわたる自動化推進の結果、約7万時間の労働時間を創出しました。
  • RPAの通常研修を385人、高度研修を144人が受講し、そのうち110名が合格しました。