Automation 360とは
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ポイント
1Automation 360は、Automation Anywhere社が提供するエンタープライズ向けRPAプラットフォームです。企業の反復作業や手続きを自動化し、業務効率の向上やコスト削減、ヒューマンエラーの削減をサポートします。また、AIや機械学習と統合することで、さらに高度な自動化プロセスを実現可能です。クラウド環境とオンプレミスの両方に対応しており、柔軟な運用が可能です。料金についてはお問い合わせください。
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ポイント
2Automation 360は、ExcelやWeb操作に加え、Office 365のカレンダー登録やメール送信、データベース接続など、多岐にわたるアプリケーション対応の機能(アクション)を備えています。これにより、さまざまな業務を簡単に自動化できます。
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ポイント
3WebフォームやWindowsアプリケーションなど、どの環境でも単一のレコーダー機能を使用して操作を記録できます。Webページやアプリを立ち上げ、Recorderボタンを押すだけで、自動化ボットを簡単に作成可能です。
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ポイント
4ボットの稼働状況をグラフィカルに表示し、リソースの過不足や開発者の利用状況を把握できます。また、PDF形式で保存できるため、週次運用レポートの作成も容易です。
Automation 360の評判・口コミは?
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以下の口コミは、複数サイトの当該製品についてのレビューや口コミを要約したものになります。 評価点数についてはそれらを参考にしている場合があります。
Automation 360の良い評判・好意的なレビュー
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実行できるコマンドの種類が豊富で、柔軟な対応が可能です。特にプログラミング経験者にとっては、スムーズに操作できるツールだと感じます。
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フローチャートが視覚的にわかりやすく、初心者でも全体の流れを把握しやすいのが特徴です。また、動作が速く、使い勝手の良さも優れています。
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競合が多い中でも安定性に優れている印象を受けます。日々、アナリティクス業務で複数のシステムからデータを収集していますが、このツールが大いに役立っています。
Automation 360への改善希望などのレビュー
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RPAツールは「プログラミング未経験者でも扱える」とよく言われますが、Automation 360に関しては、ある程度のプログラムスキルがないと、コマンドがやや複雑で初心者には難しい部分があると感じました。また、ツールが英語表記のため、わからない箇所を調べる際には少し苦労しました。
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コストが高めなので、導入規模を大きくするにはハードルがあると感じます。また、画像処理にAIを活用していると聞きましたが、実際のメリットを実感することは少なかったです。
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実際に運用してみると、特定のシステムとの相性が悪く、そのシステムを用いたRPA化が難しい点も課題として挙げられます。
Automation 360を導入した結果、どうなった?
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これまで手動で行っていた単純作業をほぼ自動化することで、クライアントの残業時間を大幅に削減できました。また、目視によるチェックが不要になり、ミスの発生も減少しました。
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これまで人力で行っていた口コミ情報の収集を自動化し、API連携ではなくRPAを経由したデータ連携を実現することで、開発コストの削減にも成功しました。
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以前はレポート作成のために毎日手動でデータを集めていましたが、別のツールを経て最終的に本製品に落ち着きました。
Automation 360の料金や導入費用は?
- 導入費用や初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用や固定の料金
- 要問い合わせ
- その他に発生する費用
- 要問い合わせ
Automation 360の導入事例は?
どんな会社?
- 自動車用、建設車両用、農耕機用、産業車両用、レース・ラリー用、モーターサイクル用のタイヤをはじめ、アルミホイール、ゴルフ・テニス用品、フィットネスクラブの運営、医療用ゴム製品、OA機器用ゴム部品、制振ダンパー、建築用フロア、土木・海洋製品、スポーツ人工芝、ゴム手袋、ガス管、車いす用可搬形スロープなど、多岐にわたる製品とサービスを提供
- 従業員数:7,705名(連結ベース39,975名)※2023年末現在
導入成果やどんな課題解決になったか?
- 2021年10月時点で、動作検証中のものも含めて226のロボットが稼働中。本社と工場を合わせた約180の部署のうち、約80部署で導入され、年間約35,000時間の削減を達成しました。
- 同社の稼働状況調査では、定性効果として「業務の正確性が向上した」「新しい業務に取り組めるようになった」「定型業務のミスからくるプレッシャーが減り、精神的な負担が軽減された」といった回答が多く寄せられました。
- これまで出社が前提だった定型業務が自動化されたことで、在宅勤務が可能となり、コロナ禍での働き方にも対応できるようになりました。
どんな会社?
- 1935年創業の、世界を代表する電子部品メーカー
- 従業員数:101,453人
導入成果やどんな課題解決になったか?
- 導入から2年が経過した現在、検収作業で7つ、受発注業務(CS業務)で123のBotが稼働し、合計130のBotが活躍しています。
- 従来はPDFなど直接取り込めないデータ処理に多くの時間を費やしていましたが、経理担当者1人あたりの作業時間を約3分の1削減することができました。
- 年間人件費に換算すると、1人あたり約200万円のコスト削減効果が得られています。
どんな会社?
- 製造業
- 従業員数:6,400人
導入成果やどんな課題解決になったか?
- 日本のボッシュでは、昨年と比べてサブのBotを含むBot開発量が約3倍に増加し、月間で784時間の業務効率化を実現しています。RPA開発が新しい業務を自ら開拓する推進力を生み出し、モチベーション向上にもつながっています。
- Excelで使用する関数が活用できるなど、直感的に操作できる点がB-aからも高評価を得ています。
- プログラミング言語の知識がなくても開発可能な点はAutomation Anywhereの大きな強みであり、現場の改善活動に直接役立つ実用性が高いです。